みなさんこんにちは!
海老野みほです♪
昔から習い事の上位にかならず入る《ピアノ》ですが、最近YouTubeなど動画コンテンツの普及によって、「まずは独学で初めてみよう!」という方が多くなってきましたよね。
そこでこんな疑問として上がってきます。
『ピアノは独学で弾けるようになるの?』
『独学では挫折してしまう?』
『ピアノ教室をすすめる人が多いのはなんで?』
ピアノ講師歴10年の私の結論としては、
独学でもピアノを弾けるようになることはできます!
しかしどこかで限界がくるので、その時はピアノ教室にいきましょう!
ということです。
入り口の部分は動画や売っている教材だけでも十分に学習できます。
しかし、当然わからない、できないことが出てきますよね。
その時に専門的にサポートしてくれる人がいないと挫折してしまうのが人間です。
せっかく『ピアノを自由に弾きこなす自分』に憧れてピアノをはじめたのに、挫折してキーボードは物置に…なんてことになるのは避けたいですよね。
私は、ピアノが弾けるようになる一番のコツは間違いなく《長く続けること》だと思っています。
あまり練習できない環境や性格であっても、1年続けていればピアノは弾けるようになります。
そして5年続けていれば、ピアノをある程度に自由に弾きこなすことができるようになるでしょう。
そこまで続けるために、この記事では
入口で失敗しない独学の初め方
ピアノ独学練習のポイント
ピアノ教室を検討するタイミングや選び方
などを、丁寧に解説していきます!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
目次
ピアノを独学で始める3ステップ
最初にみなさんが一番知りたいであろう、独学で始める手順を3ステップで解説していきますね!
①キーボード・ピアノを準備
まずは何より、練習する鍵盤楽器がないと始まりません。
では最初に購入する楽器はどんなものがいいでしょうか?
結論は、《鍵盤が61鍵盤以上のものであればなんでもOK》です。
電子ピアノやキーボードやシンセサイザーなど、種類がたくさんあるのですが、
最初は鍵盤数がある程度あってすぐに音の出せるものであれば、どんなものでもOKです。(中古での購入もありだと思います。)
購入時のチェックするポイントとしては、
- 鍵盤数が61鍵盤以上であること(88鍵盤が通常のピアノの鍵盤数です)
- サスティンペダルが付いているか
- スピーカーが内蔵されているか。もしついていなければ外部スピーカーが必要です。
参考までに
↓こちらは2万円以下で、88鍵盤、ペダル付き、スピーカー内蔵の電子ピアノです。
②学習する媒体選び
「さあ練習を始めよう!」と思っても何から始めていいかわからなかったりしますよね。そんな時におおすすめの媒体を3つご紹介します。
・教本
教本もたくさん種類があるので、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね。
独学の方は断然《曲集型》の教本がおすすめです!
大人から始める場合、意外となにも知識がない状態でも、音の名前と鍵盤の位置だけわかれば曲が弾けてしまうのです!
↓下のような初心者向けの楽譜では、簡単にアレンジされた曲に音名ふりがながついているので、独学でも練習できますよ!
超ラク~に弾けちゃう! ピアノ・ソロ 初心者の超定番曲&J-POPスーパーベスト (超ラク~に弾けちゃう!ピアノ・ソロ) | シンコーミュージック スコア編集部 |本 | 通販 | Amazon
・楽譜購入
弾きた曲がピンポイントで決まっているのであれば、楽譜を直接ネットで探してみましょう。
【曲名 ピアノ 楽譜】と検索すると、たくさん楽譜が見つかるはずです!
簡単な楽譜の選び方
- 音名ひらがながついている
- 楽譜が大きくて見やすい
- 右手(楽譜の上の段)より左手(楽譜の下の段)の方が音が少ない
- 楽譜の一番最初にフラットシャープがあまりついていない
この4点を目安にして楽譜を選らんで見てくださいね!
・Youtube
【曲名 ピアノ 初心者】と検索すると、色々なタイプの動画がヒットします。
覚えて弾く形の練習方法が多いので少し根気はいりますが、最新曲もすぐにアップされているので、新曲をいち早く弾きたい方はこちらの練習方法がおすすめです。
宣伝になってしまいますが...私もYoutubeで動画をアップしています!
右手だけで弾く人気曲の弾き方解説をあげていますので、興味ある方はぜひ見てくださいね
③練習方法
弾きたい曲が決まったら練習を開始します。
まずは右手でメロディー⇨左手の練習⇨両手でを弾く練習をしていきましょう。
始めたばかりの聞いたことのあるリズムで弾いてOKです!
弾けない所が出てきたら...
- 音と鍵盤位置をゆっくりと確認する
- どの指で弾くといいかを考えてみる
- 前後のつながりを練習してみる
この順番で弾けない箇所を紐解いてあげると弾けるようになるはずです!
焦らずゆっくり曲を仕上げてみてくださいね。
独学で練習するときの注意ポイント
手を痛めないように気をつけましょう
ピアノを弾いているとついて回るのが腱鞘炎の問題です。
最初の頃に無理に力を入れたまま指を動かそうとすると、あっという間に腱鞘炎になってしまいます。
腱鞘炎にならない為には
- 力を入れたまま引き続けない。
- 力を抜いて弾けるレベルの曲を選ぶ
(音の少ないもの、出てくる音域が狭いものが弾きやすい曲です) - すこし痛いと感じた時や、疲れたなと思ったら休憩する。
腱鞘炎は一度なると、癖になりやすいので気をつけて練習しましょうね。
気軽に弾けるところにピアノを置こう
「ピアノの練習は毎日やりましょう」というと、とたんに難易度が上がってしまいますが、できれば1日1回5分以上弾く練習か楽譜を読む練習ができると、上達のスピードがぐっと上がります。
その為に、できるだけ主に生活する部屋にピアノを置いておくことがポイントです。
ご飯を食べた後の5分
お風呂に入る前の5分
テレビを見ながら指トレーニング(意外とおすすめです)
など、自分が練習しやすいペースを作りやすい環境を作ってみてくださいね!
できない・わからないと感じたら単発のオンラインレッスンがお勧め
曲をいろいろ弾いていると、かならず弾きにくい箇所や、リズムが複雑で解読ができない部分が出てきます。
そんな時に一人で悩んでも解決することは難しいですし、そのままにしていると曲が完成できずにイヤになってしまいますよね。
そんな時はできる人に助けてもらいましょう!
- まわりでピアノを弾ける人に聞いてみる
- 《ココナラ》で先生を探してみる
スキルマーケットの《ココナラ》で【ピアノレッスン】で探すとたくさん見つかりますので、先生の経歴や時間・料金などを確認して活用してみましょう。
↓1分で登録できるでぜひ試して見てくださいね!
- えびののオンラインレッスンを受けてみる
私も50分のオンラインレッスンをやっていますので、興味のある方はぜひ受講して見てください!
↓《Mosh》というサイトでご予約受付中です。
どこまで独学でできる?
練習するペースさえつかめてしまえば、独学を続けることができるでしょう。
『この曲が弾けるようになりたい』『こんなふうに演奏できるようになりたい』と目標を持ちながら練習に励んでいってください。
しかし独学で難しいのは、『モチベーションを保ち続ける』ということです。
最初は弾きたい曲がたくさんあって、1曲の練習も集中してできるのですが、
次第に弾きたい曲はなくなり、初級の楽譜では物足りないけど、難易度の高い楽譜はわからないと頃が多くて先に進めない....となってくると挫折してしま危険性がとても高くなります。
最初にもお話ししましたが、ピアノをうまく弾く為の一番のコツは《長く続けること》です。
- 時間はあるのにピアノを弾きたいと思わない
- 何の練習したらいいかわからなくなった
- 次にやりたい曲が見つからない
- 弾けないところがあってイライラする
このうちのどれか一つでも当てはまったら、ピアノ教室に行ってみることをおすすめします。
今少し「当てはまるかも...」とおもった方に向けてピアノ教室のメリットデメリットを見て見ましょう
ピアノ教室のメリット・デメリット
【メリット】
- レッスンの時間は必ずピアノに触るので長く離れてしまうことがない
- 何を練習すればいいのかが決まっているので毎日の練習がやりやすい
- わからないことをピンポイントで教えてもらえる
- 自分に合った弾き方や練習方法で指導してもらえる
- 楽な演奏方法を教えてもらえる
- 音楽仲間ができる
【デメリット】
- 費用がかかる
- 教室に通う時間を確保する必要がある
- 良い先生を見つけるのに労力がいる
- やめたい時に退会の労力がいる
(どこの教室もやめられないことは絶対にないですが、先生に「やめます」というのって労力がいりますよね...)
デメリットは『費用』と『先生探しの労力』という点が大きいですが、この2つがクリアできれば、独学よりもっと早いスピードで上達ができることは間違いありません。
ちょっと興味が出てきた方は、早速無料体験レッスンに行って見ましょう!
ピアノ教室の選び方
ピアノ教室は日本全国にたくさんあります。
個人の教室やオンラインレッスンを含めると数万という先生が選べる時代になっていますので余計に迷ってしまいますよね。
あまりいろいろ探すとわからなくなってしまいますので、ひとまず気になった教室3つぐらいの無料体験レッスンや単発のレッスンを受講して見てください。
一番重要なのは、なんといっても『先生との相性』です。
先生を選ぶポイントは
- 2,3年受けたいと思える先生かどうか
- 独学でやってきたことを尊重してくれるかどうか
- 自分の理想や目標をわかってくれる、叶えようとしてくれるかどうか
- 辛くないレッスンペースを提案してくれるかどうか
この4つです。
いい先生が見つかったら、あとは料金・レッスン時間・予約の取りやすさ・レッスンの振替ができるかどうか、この辺りを確認して比較検討してみるといいですよ!
まとめ
いかがでしたか?
もし「これが知りたかったのに書いてなかった…」と言うことがありましたら、SNSで質問をいただけると嬉しいです!
みなさんが楽しいピアノライフを送れるよう、心から応援しています!
【Twitter】 コメントやリクエストお待ちしております!
海老野 みほ (@ebino_piano22) | Twitter